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『絵本作家 保科琢音の紙芝居のつくり方⑦✏️』

詳 細『絵本作家 保科琢音の新しい紙芝居ができるまで ~筆入れ~』 新作紙芝居「グー丸 チョキ介 パー太郎」の制作過 […]

『絵本作家 保科琢音の新しい紙芝居ができるまで ~筆入れ~』

新作紙芝居「グー丸 チョキ介 パー太郎」の制作過程を、数回にわたって公開している絵本作家 保科琢音の「紙芝居のつくり方」。
完成した紙芝居の「おはなし」部分はその後、YouTubeチャンネルにて公開します。

【その11.筆入れ】
さぁ今回は、絵本作家 保科琢音の絵にとって決め手となる大事な行程。筆入れ!!

色塗りまで終わった全ての絵に、最後の仕上げ「筆入れ」をしていきます。ぼくの言う筆入れとは「墨」を使って色の上に筆で線を入れること。

ぼくは、絵の具の「黒」を使いません。ぼくのなかで黒は「墨の黒」なんですね。これはどうしてか…実は自分でもよく分からないのだけれど、絵を書くことを生業とすることを決めたときから、ぼくは自分の絵に「墨」を使うと決めていました。

今考えれば、浮世絵や水墨画が好きだったからかな…と、後付けの理由は出てきたりしますが。

丁寧に色を塗った絵に、最後の最後に墨を入れていくことは、かなり危険な行程でもあります。絵の具の段階であれば、失敗したとしても多少の修正はききますが、墨はそうはいきません。失敗は許されない。まぁそのイチかバチか感が、ぼくにとって感覚が研ぎ澄まされる心地よい時間なのかもしれません。

絵の具を使うよりも、さらに慎重に墨を筆入れをしていきます。

ぼくは絵に墨を使うことと、絵だけでなく文字を扱うことも生業としているので、絵を「かく」ことを「書く」と表現します。

これまでの全ての投稿でも、ぼく以外の人が絵をかくことは「描く」と表現し、自分が絵をかくことは「書く」と表現しています。だから使い方を間違ってるとかじゃないのね。あえてなの。気になる方は是非、読み返してみてください。…そんな奴いねぇか。

そもそも「描く」って字より、「書く」って字の方がカッコよくない?描くってなんか猫みてぇでダサいんだよね。書くは、筆って字にも似ててカッコいい。

とまぁ、最後は多少はなしがズレましたが(笑) 今回公開している絵と、前回公開した色塗り後の絵を見比べてみてください。一目瞭然です。一気に絵本作家 保科琢音の絵になりました!! この絵がぼくの絵です!!

【おまけ】
もう少しだけ筆入れのはなし…

筆入れの際に使っているのは「筆ペン」です。たまに硯と墨を使って書いたりもしますが、使い勝手をとって筆ペンで作業をしています。
メーカーは、ぺんてる、トンボ、あたりが主流ですね。最近のお気に入りは、トンボから出ている「筆之助」とう筆ペン。

ここで驚いた方は、ぼくの大ファンですね(笑) ぼくは「絵書家筆之輔」という芸名で落語をしています。輔と助の違いはあれど、まさか同じ名前の筆ペンが発売されるとは!! まさに縁です。

これからもぼくが絵を書くときは、墨と筆と筆ペンがかかせません。

さて、今回で、新作紙芝居「グー丸 チョキ介 パー太郎」の絵が完成しました。が、ここまできて思いついてしまった面白い企画もあるので、もう一回だけ絵本作家 保科琢音の「紙芝居のつくり方」の投稿は続きます(笑)
おはなしが気になる方は、絵本作家 保科琢音のYouTubeチャンネル『笑える絵本ダナ』へのチャンネル登録もよろしくお願い致します!!