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『絵本作家 保科琢音の紙芝居のつくり方⑤✏️』

詳 細『絵本作家 保科琢音の新しい紙芝居ができるまで ~色決定と本書き~』 新作紙芝居「グー丸 チョキ介 パー太郎」 […]

『絵本作家 保科琢音の新しい紙芝居ができるまで ~色決定と本書き~』

新作紙芝居「グー丸 チョキ介 パー太郎」の制作過程を、数回にわり公開している絵本作家 保科琢音の「紙芝居のつくり方」。
完成した紙芝居の「おはなし」部分はその後、YouTubeチャンネルで公開します。

【その8.色決定】
前々回、キャラクターの色設定を3パターンほど公開していましたが…背景の色合い、おはなしの流れ等を考慮して、最終的な全体の色を決定しました。
今回公開したキャラクターの写真が決定した色設定です。まぁ本番は絵の具で書くので、もう少し雰囲気は変わってきますが。

【その9.本書き】
下書きも完成し、色も決定したのでいよいよ本書きへ入っていきます。
ぼくが紙芝居の本番用の紙に使用しているのはイラストボードです。イラストレーションボードとも言います。ぼくは勝手に「イラ板」と言ってます。

様々な用紙の裏に厚紙が張り合わさっているもので、絵を描くだけでなく工作等の立体作品にも使われる便利な画材です。

ぼくが紙芝居の絵を書く際に使用しているのは、裏表がケント紙で1㎜厚の白いイラ板。
水彩絵の具を使用するので、水彩紙やワトソン紙の方が本来なら良いのかもしれませんが、あえて「色ムラ」の出るケント紙にしています。
値段はそこそこします。ぼくが使っているのは1枚280円程。

下書きの絵をイラ板に写すのに使うのはトレーシングペーパー。絵本やコラムの挿し絵を書く場合は、もう少し薄い紙を使用するのでライトテーブルを使いますが、イラ板は厚紙なのでトレペを使います。

トレペの良い所は微調整が可能な所。
トレペの悪い所は面倒くさい所です。

まぁ何事も全てをラクしようとすると人間ダメになっちゃいますから。多少面倒くさい所が残っていた方が、ぼくとしてはやり甲斐があります。何にしても(笑)

そんな訳で、12枚全ての下書きをイラ板にトレペで微調整しながら写します。

【おまけ】
ぼくがどうして紙芝居の本番用の紙にイラストボード、イラ板を使っているか?

それは、お客様に「本物」を見せたいから。ぼくは、紙芝居を全て「原画」で見せています。

原画をカラーコピーしたモノや、パソコンで絵をつくったモノで紙芝居をやっている方もいますが、ぼくのなかでそれはナシです。

特に、パソコンでつくった絵はぼくは嫌いです!…え?パソコン使えないだけだろって?…そうだよ。何が悪い。まぁそれはさておき。

特に、ぼくは子ども達には「本物の色」「本物の絵」を見せてあげたい。本物の色や本物の絵に、子ども達は絶対に興味があるから。ぼくが子どもの頃にそうであったように。

そりぁ触られて汚れたり、使っているうちに色が落ちてきちゃったりしますが、それが全てアジになる。

ぼくの紙芝居は、子ども達に触られて汚されて、色が落ちてきて本当の完成となるのです!!

さて、今回はここまで。次回もお楽しみに。そして、この新作紙芝居「グー丸 チョキ介 パー太郎」のおはなしも気になる方は、絵本作家 保科琢音のYouTubeチャンネル『笑える絵本ダナ』へのチャンネル登録もよろしくお願い致します!!