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『どうして「つるの親子」になったのか✏』

詳 細少し前に、絵本「ままも」の創作秘話ってのを書きました。創作への想いが溢れ、キャラクターをどうして「つるの親子」 […]

少し前に、絵本「ままも」の創作秘話ってのを書きました。創作への想いが溢れ、キャラクターをどうして「つるの親子」にしたのか?って話まで書ききれなかったので…今回は、そのお話。

絵本「ままも」は、子どもにとってお母さんは「おまもり」みたいな存在なんだな、という想いから創ったお話。「ままはおまもり」だから、「おままもり」。で、「ままも」。

母と子のお話にキャラクターはどうしようかと考え、人間の親子ではなく、別の生き物?別の何か?をキャラクターとして書こうと決めたのに、とくに時間はかかりませんでした。

候補としてあがったものは、動物は勿論、野菜とか花とか、食器や文房具。お化けや空想上の生き物なんかも面白いかなと、紆余曲折したあげく、やっぱり母と子のお話なので可愛いらしい動物でいこうと決定。

さぁ、実はここからがけっこう時間がかかりました。動物の親子が主役の絵本は世の中にたくさん出まわっています。やっぱり、今まで絵本として書かれていない動物の親子を書きたい。

犬、猫、ウサギ…リス、サル、パンダ…牛、ブタ、ニワトリ…ゾウ、キリン、ペンギン…馬、熊、白くま…サイ、カバ、コラア…キツネ、ライオン、シマウマ…あげたらキリがない、あ、キリン。

といった具合に、なんならもう全ての動物の親子は絵本として登場してるんじゃないかという現状。どうしよっかな。この際、今までに絵本として書かれたことのある動物でも良いか、とも考えましたが、生粋のアマノジャクなぼくはそれを許しませんでした(笑)

そんなときにアイデアをくれたのは、他でもない「落語」です。

古典落語に「つる」という噺があります。まぁどんな噺か気になる方は、落語家 絵書家筆之輔の落語会へ是非お越しください。

噺の中に、こんな台詞があります…
あ、あくまでもぼくの喋る落語です…

「鶴は、操(みさお)の正しい鳥なんだ」
「どういう事?」
「鶴の雌雄は一度、番い(つがい)になると他には目もくれず生涯その相手と添い遂げる」
「へー」
「子が生まれれば巣立つまで一緒になり育てる。だから、鶴はいつも二羽一緒にいるだろう」
「あー、確かに」
「だから鶴は、日本の名鳥なんだ」

コレだ!と思いました。鶴の親子にしよう!それしかない。てか、今までどうして誰も鶴の親子を主役にして絵本を書いていないのかが不思議な程、鶴が一番いい!と思いました。

かくして、絵本「ままも」の母と子のキャラクターは「つるの親子」になりました。折しもその頃、横浜市鶴見区のとある施設の子育てキャラクターを書いていて、その絵も「つる」をモチーフに書いていたので、絵本作家 保科琢音と鶴はご縁が深いのでしょう。

そんな訳で、昔話「つるのおんがえし」イソップ童話「きつねとつる」以来の、つるの絵本「ままも」が誕生したのでした。

是非、絵本作家 保科琢音による『声援出版』の専用ホームページをご覧ください。
絵本「ままも」の全ページ公開、購入希望パターンの詳細、声援メッセージ送信、等。詳しい内容を公開してあります。
まだ誰もやったことのない新しい形での出版。みなさんの声援をお願い致します。
http://ehonsakka-hoshinatakuo.net/mamamo/